金色のコートをはおり、白い手袋をはめ、ブーツを履いた “ ビルマの聖猫 ”は
穏やかで忍耐強く、深い思いやりと優しさを秘めています。
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ボディは大型で骨量豊か、
太い手足は愛くるしく健康的です。
美しいカラーパターン、
たくましく健康的なボディ、
やさしい性格、
シルクのような手触りは
私たちを魅了してやみません。
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そんなバーマンに伝わる伝説と、毛色などにについてご紹介致します。
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バーマン伝説
その昔ビルマに、青く輝くサファイアの瞳を持つ黄金の女神像が伝わる、ラオツンという寺院がありました。
寺院には、年老いた高僧ムンハと僧侶たち、そして純白の被毛と金色の目の100匹の猫たちがいました。
その中の1匹、シンという名の猫は、ムンハの誠実な友でした。
しかしある晩、祈りの最中のムンハは、突然シャムからの襲撃者に殺されてしまったのです。
ムンハの魂は、傍らに寄り添っていたシンの中へと入り、
シンの真っ白な身体は、女神像のような黄金色に、顔と脚と尾は暖かな大地の色に、
瞳は女神像と同じサファイアの青へとゆっくりと変わって行きました。
そして真っ白な髪のムンハの頭を守っていた手足だけが、変わらずに純白のままでした。
その後シンは食べ物も水も摂らず微動だにせず、7日後に静かに息を引き取りました。
ムンハの魂はシンの守護を受けながら、共に天の高みへと昇って行ったのです。
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その翌朝、寺院の猫たちは全て、
シンと同じ色に変わっていました。
その時から僧侶たちは
“ 聖なる黄金の猫 ” を大切に護り、
また僧侶たちも
猫たちに護られていると信じられて来ました。
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20世紀に入ってから、再び襲撃を受けた寺院を
イギリス人のメイジャー・ラッセルとフランス人のオーガスト・パヴィという2人の男性が助け、
そのお礼にひとつがいの聖猫が贈られました。
フランスに着くまでに雄猫は死んでしまったのですが
雌猫が子猫を身ごもっており、その猫たちがバーマンの祖先であると言われています。
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